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伊坂幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー

アヒルと鴨のコインロッカー

最近はもっぱら邦画ばっかりですが、好きな映画は?と言われると真っ先に出てくるのが、先日紹介した「しあわせのパン」とこの「アヒルと鴨のコインロッカー」です。何気なくDVDをレンタルしたんですが、本当に衝撃的でした。すぐに原作を買って読みましたが、この映画、本当に原作に忠実な作りになっています。そして、伊坂幸太郎さんにハマっていくのでした。かなり前に見た映画ですが、なんかしらんけど、ふっと思い出したので紹介してみます。

ざっとしたあらすじ

大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名は、アパートの隣人、河崎に会う。初対面の河崎はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と本屋襲撃の計画を持ちかけてくる。河崎のペースに乗せられていつの間にか本屋襲撃をサポートすることになる椎名。その計画の後、ひょんなことで知り合ったペットショップ店長の麗子から「河崎には気をつけろ」という謎の忠告を受ける。河崎や麗子と付き合っていくうちに意味不明な言動の裏に隠された衝撃の真実が。。。という感じのお話です。

どういうこと?そういうこと!?

本当にストーリーが良いんです。ネタバレになっちゃうので、詳しくは書きませんが、「なんで?」って思ったり「ん?」という部分が出て来ます。そこが見事に「そういうこと!?」ってつながるんです。パズルのピースが、パチパチパチって一気にハマる感じ。内容は若干切ない部分もありますが、本当に爽快です。「この伊坂幸太郎って人、すごいっ!」って衝撃を受けました。原作を読んでみると、これを映画で素晴らしい形に表現した中村義洋監督もすごいっ!って思いましたね。今でも伊坂幸太郎さんの作品の中で一番好きかもしれません。

キャスティング、出演者の演技力がすごい

出演者は、主人公の「椎名」は濱田岳。「河崎」は瑛太。その他、松田龍平、大塚寧々、関めぐみ。など。見事にみんなハマリ役です。原作を先に読んでしまうと、自分の中で勝手に芸能人を当てはめてしまう事がありますが、アタクシの場合、先に映画を見たのでこの配役以外は考えられません。

濱田岳はこの映画で初めて知りました。主人公の「椎名」役、最初は演技下手くそなんじゃ・・・。って思ったんですが、ところが、これが素晴らしい事に気付きます。悲しげで切ないストーリーを濱田岳の優しい演技が和らげます。彼こそ「椎名」です。

そして瑛太と松田龍平。「まほろ駅前 多田便利軒」ですっかりコンビ役の2人ですが、この映画がきっかけになったんじゃ?というぐらい素晴らしい。陰と陽、光と影、そして熱き友情。見てもらえば分かりますが、瑛太の演技の幅ったらスゴイの一言です。

ボブ・ディラン「風に吹かれて」

激中歌であり、エンディングテーマでもあるんですが、ストーリー全体を通じて重要な役割を担っています。聞いたことある曲だなぁぐらいだったんですが、映画を見て一気に大好きになりました。今でもスマホで聞いてます。

こういう映画を見たのは、「アヒルと鴨のコインロッカー」が初めてだったので、本当に衝撃を受けました。ストーリーも素晴らしく、配役もこれ以上ないキャスティング。そして口ずさみたくなるボブ・ディラン「風に吹かれて」。どれもこれもが印象深い。


この作品の衝撃のあまり、伊坂幸太郎さんの本をデビュー作から洗いざらい読んでしまいました。。。この作品の後、「重力ピエロ」や「ゴールデンスランバー」など多くの作品が映画化されました。それでもやっぱり「アヒルと鴨のコインロッカー」がワタクシの中では一番なんだよなぁ。最初に衝撃を受けたからだと思いますけどね。

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風に吹かれて

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