穏やかな笑顔でシンプルに暮らす!

シンプルが楽だと気付いちゃった。モノも考え方も。小さく丁寧な暮らしで気付いたことをシェアします。

親から解放されて心が軽くなった方法

親から解放されて心が軽くなった方法

比較的厳しくしつけて育てられたと思っています。親が怖かったので、親の顔色ばかりを見て育ちました。いわゆる良い子ちゃんで真面目な優等生くんでした。大学入学と同時に親元を離れました。寮生活とはいえ、一人暮らしをさせて頂きました。食事、洗濯、掃除など、今まで当たり前に出てきていたモノがいかに大変か、母親の偉大さを知ったのもこのときです。とはいえ、何時に帰ってもガミガミ言われない。あれこれと細かく命令する親はいません。解放感に浸り、「ワタクシは自由だ」と思ったものです。

社会人になっても、縛られていました

就職先は親に相談もせずに決めました。内定を頂いた事を親に報告しましたが、実家に帰らない旨を伝えると激怒されました。「お前は何を考えているんだ?」と。「お墓はどうするんだ?」と。地方の家なのでこういう事を言われます。「俺はずっとお墓を守ってきた」と。みなさんも言われたことがあるかもしれませんね。

「お前には裏切られた」と言われましたが、内定を頂いた企業に就職する事にしました。しばらく実家とは疎遠になっていたような気がします。無事就職もできて順調に生活していましたが、別のところで挫折を味わいます。何もかもが苦しい状況になりました。「こんなに自分を押し殺してきたのに、ワタクシの人生上手く行ってないじゃないか」。

親のせいにしたくなる

色々と調べるうちに「アダルトチルドレン」という言葉に行きあたりました。

アダルトチルドレンとは何かしらの問題を抱えた親のいる機能不全家族のもとで教育され、心の苦しみを抱えている人たちのことを指しています。自分は価値のない人間であると思ったり、他人の目を非常に気にしたりする特徴があります。どんな家庭でもアダルトチルドレンが生まれる可能性はあり、親が「自分の家族は理想の家族だ」と思っていても、子どもが同じように考えているとは限りません。とあります。

アダルトチルドレンの特長

 ・自分を過小評価する
 ・不安やイライラが強い
 ・自己主張ができない
 ・自分の気持ちがよく分からない
 ・先のことを考えるとネガティブになる
 ・我慢をしすぎて、辛い事が辛いと感じない
 ・昔の嫌な事が急によぎる
 ・何に対しても無気力
 ・対人関係が苦手
 ・やらなくてはいけないことができない
 ・他人から認められたいと思う気持ちが強い

あぁ、これそうだわ。と思いました。そしてまた精神的に親に縛られるのです。自分で勝手に「アダルトチルドレン」だという称号を付け、家庭環境が原因で、こんな自分になったのだと責任転嫁し始めたのです。

親も精一杯の子育てだった

全然関係ない話だったのですが、あるとき飲み会で知人がこう言いました。「親も初めて親をやるからね。わかんないんだよ。」「わかんないなりに、精一杯の愛情を注いで、そのとき最善だと思う子育てをするわけよ。」「子供を愛してない親なんていないんだから。」と。あぁ、これはワタクシが間違ってた。と思わされました。そうなんだ。親もどうしていいか分からないけど、精一杯の子育てだったんだ。悪気があってそうしたわけじゃなくて、最善の子育てをしてくれてたんだ。と。そうすると親を責める気にはなれませんでした。

親との思い出を書き出す

となると、じゃあ根本は何だろう?という事になります。このころになると、親への依存(いまだに親の期待に副おうとしている)、子への依存(いまだにワタクシは自分のいう事を聞いて当然と思っている)があることが何となく分かってきました。ワタクシが苦しんでいるのは親からの目、親の期待に副う子供であらねばならない。という思いです。これは親を断つ必要があると感じました。もう高校卒業以来、一緒には暮らしていませんが、心の中で親の鎖を断ち切れてなかったのだと分かりました。

何の本だったか、忘れてしまいましたが、親との思い出、楽しかったこと、悲しかったこと、怖かったこと、言いたかったこと等を思いつく限り書き出してみましょう。という紹介がされていました。

実際に書き出してみました。楽しかったこと、悲しかったこと、怖かったこと、言いたかったこと。思いつく限り書き出してみました。そしてわかったことがありました。うかつだったのは喫茶店で作業をしたことです。途中から涙が止まりませんでした。嗚咽を噛み殺し、おしぼりで顔を覆う始末。そして、自分の本心、親へ伝えたかったことがハッキリと分かりました。

母親に対しては「もっと信頼してほしかった」という事。
もっと信頼して任せてほしい。ワタクシは大丈夫。

父親に対しては「もっと甘えたかった」という事。
怖くて自分から話しかけられなかった。もっと甘えたかった。優しくしてほしかった。


これ、何か恥ずかしいですね。。。まぁ、続けます。

親への決別宣言

自分の気持ちが分かったので、この段階でだいぶすっきりしています。決別できる気がしました。そして言う訳です。

「おかあさん、心配してくれてありがとう。本当はもっと信頼してほしかった。ワタクシはもう大丈夫だから。」

「おとうさん、まっすぐ育ててくれてありがとう。でもずっと怖くて怯えていました。顔色を伺って振る舞ってました。本当はもっと甘えたかったです。」

「おとうさん、おかあさん、今までありがとう。お陰様で立派に育ちました。でも、ワタクシはこれから自分の人生を歩みます。ワタクシはもう大丈夫なので、おとうさんとおかあさんも自分を大切にして、自分の人生を歩んでください。」

と、宣言したわけです。

とカッコよく言いたいんですが、さすがに面と向かって言えないので、自分の部屋で両親をイメージして言ったわけです。ちょっと変、どころか、かなり怪しい人ですけど、ほんとに効果がありました。「もう親は関係ない。自分で決めて自分の人生を生きていく」という気持ちになれたんですよね。

これが一番効果がありました

もう親の期待に副う必要はない、周りの評価は気にしない。自分の気持ちをしっかり把握して、素直にシンプルに生きて行こう。心が軽くなりました。自分がやりたい事をやる。その結果はきちんと受け止める。

「将来何かあったときのために貯金しておきなさい」「待ち合わせに遅れないように、最悪の事態を想定しても間に合う時間に出発しなさい」「人に迷惑をかけるぐらいなら、何もしない方が良い」。事あるごとに頭の中に登場して、こんなことを囁く親の言う事も聞かなくなりました。その場にいるワタクシが自分で判断します。

色々調べたり、本を読んだり、行動してみましたが、この「親への決別宣言」がワタクシの中でいちばん効果がありました。この経験をして、一気に楽になりました。ブレーキをかけていたのは自分自身。ブレーキを外したのも自分自身。

みんなもっと早く親離れ、子離れしてるんだろうなぁ。と思いつつも、ようやく、この場所までたどり着けました。やっと自分の人生を歩いていけます。今、楽しくて、しあわせでたまりません。イヤなこともあるけど、だいぶサラッと流せるようになりました。「軽い」という表現がぴったりです。

今回、書いてて恥ずかしくなりましたが、ワタクシが「キチントさん」から脱出した最も効果的だった方法をご紹介してみました。どうもありがとうございました。 

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